坂の上の雲 wikipedia|無料辞書
◆ 内容
作者司馬遼太郎は、自身の戦争体験から日本の成り立ちについて、深い感慨を持つに至った。
しかし、第二次大戦後新聞社勤務を経て作家となるのだが、題材として振り返るには、時間を要したようである。
本書は、作者23番目の作品である。
近代日本の定義を明治維新以後に置くとするならば、本書は正に作者にとって初の近代物となる。
作者が常々に問う日本特有の精神と文化が、19世紀末の西洋文化に対しどのような『化学反応』を示したかを知るのに最適の作品である。
真之に遅れ上京した正岡子規との交友関係は、読者には楽しく、また、明治初期の青年の志について理解を深める材料ともなるであろう。夏目漱石が彼達の友人に属し、子規との交友関係を綴る話は、明治の濃密的な時代を語る。
この時点での重要な
モチーフの一つは、羸弱(るいじゃく)な基盤しか持たない
近代国家としての日本を支えるために、
青年たちが自己と
国家を同一視し、自ら国家の一分野を担う気概を持って各々の学問や専門的事象に取り組む明治期特有の人間像である。
好古における騎兵、真之における
海軍戦術の研究、子規における短詩型文学と近代日本語による散文の改革運動等が、其々が近代日本の勃興期の状況下で、代表的な事例として丁寧に描かれている。
後半、特に子規の没後は、秋山兄弟が深く関わった
日露戦争の描写が中心となる。
本書は、あたかも“小説日露戦争”であるかのような雰囲気になる。
作者が日露戦争そのものを巨視的且つ全体的に捉えることを意図し、後半部分では本来の
主人公である秋山兄弟の他に
児玉源太郎、
東郷平八郎、
乃木希典などの将官や各戦闘で中心的な役割を果たした
師団と日本海海戦についての記述に紙幅が割かれている。
軍事的な記述も時系列的に述べられているので、読者は理解がしやすいであろう。
『坂の上の雲』とは、封建の世から目覚めたばかりの日本が、そこを登り詰めてさえ行けば、やがては手が届くと思い焦がれた欧米的近代『国家』というものを「坂の上にたなびく一筋の雲」に例えた切なさと憧憬をこめた題名である。
また、1979年から翌年にかけて連載された小説『
ひとびとの跫音』(
中公文庫)は子規没後の正岡家が描かれており、後日談的位置づけもされている。エッセイ『ロシアについて』(
文春文庫)にはロシア建国と日露交渉の歴史などが書かれ、「『坂の上の雲』の余談のつもりで書いている」としている。
後にNHK特集『明治という国家』で作者は、この時代について総括的な感慨を述べている。
◆ 評価
本作品は司馬の著作の中でも特に議論を呼んだことで有名で、
明治という時代そのものに対する高評価、日露戦争を一種の
自衛戦争であると捉えた司馬の
史観、
旅順攻撃を担当した乃木希典およびその配下の
参謀たちが能力的に劣っていたために多大な犠牲を強いることになったとする筆者の見解については、未だに賛否両論がある。また
藤岡信勝はこの作品をきっかけとして
自由主義史観を標榜するようになった
[「『近現代史』の授業をどう改造するか」7(『社会科教育』1994.10)、『汚辱の近現代史』(徳間書店、1996年) ISBN 4-19-860588-2]
。かつては歴史書・伝記の「読書アンケート」で常にトップだった。
◆ 書誌情報
◇ 単行本
・ 文藝春秋新装版
# 2004年4月10日刊行 ISBN 4-16-322810-1
# 2004年4月10日刊行 ISBN 4-16-322820-9
# 2004年5月15日刊行 ISBN 4-16-322900-0
# 2004年5月15日刊行 ISBN 4-16-322910-8
# 2004年6月15日刊行 ISBN 4-16-323010-6
# 2004年6月15日刊行 ISBN 4-16-323020-3
◇ 文庫本
・ 文春文庫新装版
# 1999年1月10日刊行 ISBN 4-16-710576-4
# 1999年1月10日刊行 ISBN 4-16-710577-2
# 1999年1月10日刊行 ISBN 4-16-710578-0
# 1999年1月10日刊行 ISBN 4-16-710579-9
# 1999年2月10日刊行 ISBN 4-16-710580-2
# 1999年2月10日刊行 ISBN 4-16-710581-0
# 1999年2月10日刊行 ISBN 4-16-710582-9
# 1999年2月10日刊行 ISBN 4-16-710583-7
◆ 映像化
◆ 主な参考文献
: ※近年刊行のみ掲げる。
・
法政大学イノベーション・マネジメント研究センター・洞口治夫 編『大学教育のイノベーター
法政大学創立者薩?正邦と明治日本の産業社会』(書籍工房早山、2008年) ISBN 978-4-88611-510-2
・青山淳平『「坂の上の雲」と潮風の系譜』(
光人社 2005年)
・福井雄三『「坂の上の雲」に隠された歴史の真実 明治と昭和の虚像と実像』(文庫・主婦の友社、2007年)
・菊田慎典『坂の上の雲の真実』 光人社 2004年
・別宮暖朗・
兵頭二十八対談『「坂の上の雲」では分からない旅順攻防戦』 並木書房 2004年
・池田清 『「坂の上の雲」の
秋山好古・真之とその時代』 ごま書房新社 新版2008年
◆ 関連項目
・坂の上の雲 page1
■坂の上の雲を他のサイトで調べる
@[坂の上の雲]暇つぶしマスター
A[坂の上の雲]性病マスター
B[坂の上の雲]ダイエットNAVI
C[坂の上の雲]価格比較マスター
D[坂の上の雲]肛門科マスター
E[坂の上の雲]産婦人科科マスター
F[坂の上の雲]結婚情報マスター
■経済関連検索
■経済Wikipedia情報
おすすめサイト
■ダイエット
美容・ダイエットならオマカセ!ダイエットNAVI
■性病
性病?お悩み・病院検索は性病マスター
■暇つぶし
いま、ヒマ?暇つぶしマスターで暇つぶし★
■価格比較
気になる商品の価格を比較!価格比較マスター
■懸賞
カンタン応募で豪華商品が当たる!アタックchance!
■バイト
駅チカバイトなら楽ラクバイト.com
■求人
地域を選んでバイト、仕事を探せる!!バリバリ仕事!.com
■アルバイト
バイトをこだわり条件で探す!こだわりキャリア.com
■求人情報
自分に合ったバイト探し★Myピッタリ仕事.com
■バイト
"資格"でバイト探し!天職さがそ!.com
■バイト
いいバイト、あるある!aruアルバイト.com
■懸賞
アタックchanceで懸賞チャレンジ!
■産婦人科
病院探し!病気相談なら産婦人科マスター
■出産
妊娠!出産!育児!赤ちゃんマスターでお悩み解決!
■外為
外為・為替レートをチェック!外為マスター
■結婚
結婚マスター!結納・両親・マリッジブルーノお悩みに…
■先物
先物・取引!詳しくなる!先物マスター
■資格
資格!キャリアアップ!資格GETマスター★
■小説
小説・書籍ならオマカセ!小説マスター
■スポーツ
スポーツ!健康!デトックス!スポーツマスターにオマカセ!
■葬儀
お葬式・葬祭のことなら・・・葬儀マスター
■痩身
ダイエット・デトックス・痩身!スリムGETマスター
■脱毛
パーフェクトBODY目指せ!脱毛マスター
■着うた
最新!人気!定番!うたマスターで着うたCHECK!
■デコメ
キラ系かわいいデコメCHECK!デコメマスター
■転職
履歴書・マナー・転職テク!就職情報なら転職マスター
■バイク
ハーレー!改造!バイクマスターにオマカセ!
■派遣
派遣!転職!キャリアアップ!転職マスター
■ペット
カワイイ犬・猫を飼いたい!ペットマスター
■豊胸
薄着の季節…お悩み解決!豊胸マスター
■包茎
包茎のお悩みなら…包茎マスター
■レシピ
今晩のおかず…料理・レシピならレシピマスター
■モバグラMIXの人気キーワード
モバグラMIXの人気キーワード一覧
■外為
外為情報をいち早く!外為LINK
■求人
転職・就活なら求人LINKにオマカセ!
■金融
金融業界の勉強するなら!金融LINK
■車
TOYOTA!HONDA!BMW!車のコトなら車LINK
■モバグラMIXの人気キーワード2
モバグラmixの人気キーワード2
■モバグラMXIの人気キーワード3
モバグラMIXの人気キーワード3
■モバグラMIXの人気キーワード4
モバグラMIXの人気キーワード4
■モバグラMIXの人気キーワード5
モバグラMIXの人気キーワード5
■モバグラMIXの人気キーワード6
モバグラMIXの人気キーワード6
■モバグラMIXの人気キーワード7
モバグラMIXの人気キーワード7
■モバグラMIXの人気キーワード8
モバグラMIXの人気キーワード8
■モバグラMIXの人気キーワード9
モバグラMIXの人気キーワード9
■モバグラMIXの人気キーワード10
モバグラMIXの人気キーワード10
■モバグラMIXの人気キーワード11
モバグラMIXの人気キーワード11
■モバグラMIXの人気キーワード12
モバグラMIXの人気キーワード12
■モバグラMIXの人気キーワード13
モバグラMIXの人気キーワード13
■モバグラMIXの人気キーワード14
モバグラMIXの人気キーワード14
■モバグラMIXの人気キーワード15
モバグラMIXの人気キーワード15
■モバグラMIXの人気キーワード16
モバグラMIXの人気キーワード16
■モバグラMIXの人気キーワード17
モバグラMIXの人気キーワード17
■車査定
車査定.com
■献立レシピ1
レシピが月額99円
■献立レシピ2
レシピが月額99円
~経済master.com [05/26update] トップへ
(C)経済master.com