小説家とそうではない「小説の著者」とを明確に区別する基準はない。一般に、職業として執筆した作品によって収入を得ている者をはじめ、生活の大半を作品の著述に割いている者を指す。
特に、著述を主たる職業とする者を「職業作家」・あるいは「
プロの小説家」などと呼ぶこともある。一方で「アマチュア小説家」という言葉も存在するが、
アマチュアである小説家の意で使われるだけでなく、著述活動が小説家と呼ぶには足りない者、という意味合いで使われることも多い。もちろん、小説が広く出版されて固定したファンもいる状況でありながら、正業として別に職業を持っている作家・いわゆる「
兼業作家」もまた多く存在する。特に
出版不況のもとでは、いわゆる純文学の分野では、商業
文芸雑誌に作品が掲載されても、それが単行本とならないケースも多く存在するので、有名人の
ゴーストライターをつとめたり兼業(
文筆業とは限らない)を強いられるケースが少なくない。